2020.09.24(thu) 〜 2020.09.30(wed)
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料金 : 500円

Lost Childhood バングラデシュ、失われた子どもたちの時間
KnK職員でフォトグラファーの清水匡が撮影した写真を通じて、バングラデシュの首都ダッカの路上で生きる子どもたちや労働する子どもたちの状況を報告します。
また、9月27日(日)には、アナウンサーの渡辺真理氏をお迎えし、清水とのトークイベントをオンラインで開催いたします。
※なお、新型コロナウイルス感染症の状況により会場閉鎖で写真展が中止となる可能性もございます。その際はKnKのウェブサイトやSNS等で速やかにお知らせいたします。トークイベントにつきましては会場閉鎖の有無に関わらずオンラインで実施します。今年は会場では実施いたしませんのでご注意ください。
以下、写真展の開催概要とオンライントークイベントのお申込み方法になります。
<写真展>
開催日:2020年9月24日(木)~9月30日(水)
※オンラインイベント日の27日(日)は会場自体は休館となります。
開催時間:10時~18時 ※最終日30日(水)は15時まで
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」
住所:東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
最寄り駅:東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅(会場まで徒歩2分)
主催:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)
協力:株式会社堀内カラー、G.I.P.Tokyo
※入場は無料です。下記オンラインイベントは500円の参加費をいただきます。
<清水匡オンライントークイベント>※要申込
開催日時:2020年9月27日(日) 14時~15時半
実施方法:オンライン(zoom)による配信/お申込みいただいた方に参加用URLを前日にお送りします。
参加費:一般500円(学生は無料です)
お申込み方法: https://knkphotoexpo2020sep.peatix.com
<「写真展に寄せて」清水からのメッセージ>
世界最大の人口過密都市と言われるバングラデシュのダッカ。
地方の子どもたちは、経済的な理由から10歳前後で単身ダッカに出稼ぎにやってきます。薄暗く劣悪な環境の工場ではこうした出稼ぎの子どもたちが働いています。
いわゆる児童労働の現場です。しかし、工場で取材を進めると、児童労働と一言で済ませられない現状に気付きます。幼い頃から工場で働いている従業員は「働き始める年齢が低いほど早く技術が身につき、たくさん稼げるんだ」と自分の経験を語ります。
その話を裏付けるように、工場で働き3年目のビジョイ君(13歳)にインタビューすると、「仕事の邪魔をするな」と言わんばかりに表情すら変えず淡々と作業を進めます。その姿は職人のようです。
一方、家庭に何らかの問題があり、家を飛び出しダッカにやってくる子どもたちもいます。彼らの多くは、ゴミ拾いや荷物運び、物乞いなどで生計を立てるストリートチルドレンとなります。路上生活で身体的・精神的な苦痛を感じながら、「社会から取り残されている」という疎外感や「愛情を知らない」まま大人になってしまうのです。
大人でさえ厳しいバングラデシュの社会で生き抜き、子ども時代を知らずに育つ子どもたちを国境なき子どもたちの職員として支え、そして、フォトグラファーとして、子どもたちのありのままの姿をこの写真展を通じて皆さまに伝えられればと願います。
以上、コロナ禍での開催となりますので、私どもも細心の注意を払い開催いたします。ご参加をお待ちしております。
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